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Secilia Luna Rio's Blog
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つい先日、大切な仲間が一人交通事故で亡くなりました。



彼は、わたしが初めて組んだバンドのドラマー。


わたしが人生で初めて作ったオリジナル曲を叩いてくれたドラマー。


自分の作った曲をみんなで仕上げる喜びを教えてくれた。


そのバンドを組むまでは家でずっと一人でベース弾いてるような子だったから、


リズム隊で合わせる気持ち良さも知らなかった。


同じリズム隊として、それも教えてくれた。


だからこそ脱退の時に彼の大切さ、存在の偉大さを再認識した。

 

ライブとかスタジオとかで、演奏中に彼がミスったりすると


「やべっ」って感じで舌出して犬みたいに笑うの。


最後に一緒にスタジオに入ったのは、いつだっけ…?


しょっちゅうスタジオに誘われてて、でもなんだかんだ忙しくて行けなかった。


「スタジオいこうよスタジオ~」


っていう声が、今でもどこからか聞こえてくる


いつも笑ってて、いつも眠たそうで、いつでも優しくて、全然怒ったりしなくて。


面倒見がよくて、事故当日だっていつもと何も変わらない彼と、いつもと何も変わらずに接してた。


何日か日が過ぎても半信半疑だったし、何よりも信じたくなかった。


誰もが、悪い冗談であってくれって願ってた。願いながらも、わたしの涙は止まらなかったから…きっと本当なんだなって。
 


空気みたいなふんわりした柔らかい雰囲気の人で


気付くと真後ろにいたりするような人だから、


振り向いたらまだそこにいそうな気がしてた。


だけど昨日、彼の好きだった真っ青な空の下で葬儀が行われた。


棺の中で花に囲まれた彼を見て、現実を認めたくなかった自分に気がついた


火葬後………真っ白い骨になった彼を見て、


「これが現実なんだ」って…


その時初めて実感した。

 

本当にただ眠ってるような、安らかで綺麗な寝顔をしてた人が


ついさっきまで顔も体も触れたのに


火葬されると人間ってあんな小さな箱に収まっちゃうんだね
 

 

これからもきっと傍で見守っててくれるよね?


変わらずお兄ちゃんみたいな存在でいてくれるよね。


住む世界が変わっただけだよね?


会えなくなっても、いつまでも大切な仲間には変わりない


長いようで短かったけど、沢山の思い出たちは、ずーっと消えない。


貴方の笑顔も声も、一緒に作った音楽も、ずっとずっと忘れない。

 

初期ミラレタのオリジナルメンバーとして一緒に頑張って音楽を創り上げられたこと、


あんなに沢山の人に愛され見送られる彼と、ずっと友人として一緒に居られたこと、本当に嬉しく思う。


一夜、ありがとう。

心から感謝してる

また会いに行くよ。

ずっとずっと、大切な仲間だよ☆

ゆっくり休んでね。

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